ビザランという選択肢
タイでのビザランとは、タイでの滞在期限が近くなると地続きの隣国のタイ国大使館でビザを取得し、タイに再入国することを意味します。
ビザラン自体は合法的で問題のない行為ですが、タイで2014年にビザラン規制法という法律ができ、状況は変わってきました。
ビザラン規制法
2014年にタイの国会でできた法律です。
当時のタイは世界中からバックパッカーが訪れ、バックパッカー天国となっていました。こうした状況の中、タイで違法に就労したりする外国人も増え、タイの社会問題化していました。
ビザラン規制法では、隣国でのビザランの回数や、タイに年間に居住できる日数などが規制されており、それによって、大使館でのビザの発給や、入国審査での扱いにも変化が出てきました。
日本のタイ国大使館でのビザ申請とビザラン
日本でビザを申請する場合、パスポートにビザランの記録があると、様々な質問を受けたり場合によってはビザの申請自体を却下されたりする場合があるので、注意が必要です。
入国審査とビザラン
入国審査でもビザランの履歴についての調査はあるようです。
短期間に複数回のビザラン履歴があると、最悪なケースでは入国拒否となる例も報告されています。
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